メタップス2018年3Q決算分析




私なりのメタップス2018年3Q決算の分析を纏めてみました。

いや〜、難しくて理解出来ないところが多いです。正直、分析に自信ない所もあります。

2Qから3Qの変化点を中心とした記載になりますが、ご興味あればお付き合いください。




 利益

緊張して迎えたメタップスの3Q決算、赤字転落にはしびれました。2Qはその他の収益(本業以外の利益3.25億円)があってこその黒字だったので、3Q単独だと赤字は仕方がないと思っていましたが、累計でも赤字というのは予想していなかったです。「週明けは株価暴落か!?」と思い、クラクラしていました。落ち着いて分析するとそこまで慌てる必要はなかったのですが。。。

売上高

売上については対2Qで16%増と予想以上の伸び。

下の表はQ毎の数値が知りたかったので逆算して作ったものです。

1Qまでの売上成長を支えていた仮想通貨決済(円→仮想通貨)のペイジーはzaif・Coincheck・bitFlyerの3社に採用されており、1月26日のCoincheck騒動の影響によって2Qは1Qに対して売上が大幅に悪化したと思っています。3Qの売上は決算説明資料に記載があった通り、韓国の子会社Smartconの電子決済事業の大型受注が効いたのでしょう。

Smartconがどうのように成長しているか捉えやすい参考資料としては下の図を参照下さい。2017年2Qの決算説明資料に載っていたSmartconの売上・純利の推移ですが、特に売上が大きく伸びているのが分かります。なお、図の売上は総額表示なのに対し、IFRS決算は純額表示なので図の売上高が決算にそのまま反映されているわけではありません。

  • 総額表示:売上100/原価50の場合、売上高は100 (在庫を持つ商売。小売業など)
  • 純額表示:売上100/原価50の場合、売上高は原価を差し引いた50(在庫を持たない商売。電子クーポンなど)

ポイント

2Qより売上が増えたのに3Q単独でも赤字という決算。

それはなぜか?

冒頭に書いたように、その他収益が3Qでの計上が少ないことも要因ですが、ここはコントロール効かない所なのであまり気にしてません。

一番の要因は、

ファイナンスの利益が赤字(△5千万)=ファイナンス売上原価率が悪化(8%)=ICO・仮想通貨関連費用(先行投資)を計上している(下記図よりザックリ読み取り、約2.3億)

と、ここまで書いておいて引っかかっているのは、1Q決算でICO費用として約1億円は計上済みという事。

3Q決算単独としては費用は約1.3億円なのかな?

でも1Q決算決算説明資料のEBITDAにはICO費用の記載がなかったから別枠なのかな…?

すみません、ここが特に自信ないです。

なんにせよ言いたいのは、

  • 先行投資をしてなければ3Q決算も黒字維持は可能だった(注:成長率を重視するメタップスにとっては本末転倒です)
  • 繰延収益の9.3億円が今期中に収益認識されれば、四季報予想の売上210億、営利6億程度は達成可能

ということです。

今後の見通し

メタップスの決算数値だけを見ると、

  • 売上は膨らんでるけど原価率が高くて儲けの少ない仕事ばかりだな
  • 先行投資ばかりでいつになったら収益に結びつくのかな

と感じると思います。

ただ、花が開くのはそう遠くないと見ています。

理由は、「売上高」の伸びが、「販売費比率」の伸びを上回りそうなところまで来ていること。

すなわち、人件費を中心とした固定費の増加が鈍化して、売上が増えた分だけ利益に変わっていくということです。

下のグラフを見ると販管費比率が下がって来ているが分かります。

メタップスがこのまま成長を続ければ、いつか利益が出るタイミングが来ると思っています。

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