メタップスの2018年通期決算も取り敢えず無事に通過しましたね。

細かい決算数値などについては前回のブログ、

メタップスの2018年通期決算を分析して見た「数字編」

に纏めていますのでご参照下さい。




材料豊富な決算資料!

前回が数字を中心とした纏めだったので、今回はかなり脱サラパパの想像を入れた纏めにしようと思います。

「飛びすぎだろ」と思われる所もあるかもしれませんが、推理小説でも読んでいるような気持ちでお付き合い下されば幸いです。

まず、この図で気になるのが「新規開発」という言葉です。

ファイナンス・マーケティング・コンシューマーから収集したデータを使って、

フィンテック・ブロックチェーン・その他の新しいサービスを設立するのを描いているのが分かります。

メタップスの佐藤航陽さんの場合、過去に発言されたキーワードは大体何かしら事業に結びついていて、気づいたら新規事業として立ち上がっています。

これは勝手な想像ですが、

VR・ARを使った体験型広告とか、3D都市データのプラットフォームとか、

(メタップは2017年にモバイルコンテンツ向けのVR及び360°動画広告配信プラットフォームを開発・提供する 米国企業Immersv Inc.への出資をしています。)

(3dceLのインタビューで「空間の価値の見直し」が新しい利益を生み出すというお話)

個人でトークンを発行できるプラットフォームとか、

(タイムバンクが進化すると最終的にはそうなりそう?じぶんコインみたいですね・・・)

ただ単に新しいだけではなくて、メタップスの事業のシナジーを発揮できるサービスを立ち上げてくれると期待しています。

マーケティングとファイナンス

この中で取り上げたいのは、

日・中・韓のクロスボーダープロモーション

メタップスの知られざるマーケティング戦略!!でも書いたのですが、国とコンテンツ(SNSやゲーム、ECサイトなど)を横断したプロモーションが出来るだけの準備はすでにされています。

154カ国でローンチされるブロックチェーンゲーム「DIGSTAR」。まずは自社サービスにクロスボーダープロモーションを発揮される事と思います。

新たなフィンテックプロダクトの立ち上げ

→先の中期経営方針の新サービスの想像をしましたが、これもその中に入ってくると思います。

CRIAについては先日プレスリリースが出ましたが、

これを見るとpringとセブン銀行の連携を予感させますよね。

新たなフィンテックプロダクトは今あるサービスを発展させて、日本人だけでなく、これから外国人労働者の受け入れが増えていくことを見据えてのフィンテックサービスになっていくのではないでしょうか?

現状は銀行口座=本人確認が必要です。

ですが、中国のアリババやテンセントを真似て日本企業も力を入れ始めている「信用スコア」。

これが本人確認の代わりになれば、外国人労働者にも利用しやすいサービスになるのかなと思っています。

各国の売り上げ比率が明らかに

各国の売上比率が出てきましたね。

やはり韓国が54%と半分近くの売上を占めています。

メタップスの事業としてはどうしても日本にスポットが当たりがちですが、私はここ2年くらいは韓国のメタップスプラスが成長を引っ張っていくと思い、このブログでも10記事くらい取り上げています。

中華圏が9%と、これは思っていた以上です。ここは後の資料で触れたいと思います。

日本の比率が37%と低いのは、仮想通貨取引が下火になったせいで、ペイジーを利用した円→仮想通貨の決済手数料が減ったことが原因かと思います。pring・CRIA・タイムバンクなどの事業が成功すれば、韓国に負けない成長をしてくれることでしょう。

仮想通貨とブロックチェーン事業

規制・ルールが整うのを待つのではなく、やれる場所・国で仮想通貨ビジネスをする。

ブロックチェーンの技術も、理想を追うのではなく、一部中央集権になってもいいからユーザーが使いやすいサービスを提供する。

この二つを掲げて動き続けているメタップスはすでに先駆者になりつつあると感じています。

これはメタップスのカンファレンスで語られていたことを集約した図ですね。

カンファレンスの記事は全5回に分けてこのブログにも載せております。

Metaps Global Crypto Conference ⑤メタップスの最終兵器Metalist

ここで気になるのは一番上に書いてある「ウォレット」です。

電子ウォレットのスマートプラスがその役目を担うのかなと思っていましたが、もしかしたら新しいサービスが立ち上がるのかもしれません。

以前、

コインルームがテレグラムで情報公開 〜メタップスプラス②〜

で纏めたのですが、

9.コイン価値上昇のために計画されている具体的なマーケティング戦略は?

2つのサービスを、10-11月に発表予定です。最初はウォレットサービスであり、外貨両替機能を持っています。また、ICOに参加した後、トークンを受ける問題があるが、この部分も解決しようとしています。第二サービスはクリプトキティのようなマイニングサービスなのにイーサネットリアムとコインを使用して購入するサービスをiOSの、Android、PC webに発表する予定です。

→一つ目の外貨両替機能、これはちょっと翻訳が怪しいです。

ABRA(アメリカの仮想通貨投資アプリ)についても触れられていたので、ABRAのように色々な仮想通貨が簡単に取引出来るようになるという意味かなと思っています。

DIGSTARが154カ国に配信される事と、デジタルアイテム取引所のTEMXが立ち上がることを考えると、確かに外貨両替機能を持ったウォレットサービスが必要かもしれません。

仮想通貨・ブロックチェーンを利用したサービスの入り口が面倒だとユーザーを逃してしまいますから。

UX・UIの課題を取り除くとカンファレンスでも言ってましたから、これも新しい情報が出るのを待ちたいと思います。

今後開発予定のプロダクトは、送客と関係するのであれば何かのプラットフォームでしょうか?

こうしてみるとブロックチェーン関連サービスも、それを使える市場も揃ってきていて頼もしいですね。

これはデジタルアイテム取引所のTEMXの発展を期待させてくれる資料となっています。

DIGSTARのキャラだけではなく、パートナーのデジタルアイテムも取引できるようになりますので、ここの展開がうまくいけばゲームチェンジャーになれる可能性がありますね。

日本からもローンチパートナーとして「くりぷ豚」の名前が上がっています。

中華圏事業も少し見えてきた

中華圏の売上比率がメタップスの9%も占めているとは知りませんでした。

この中で特に気になるのがテンセントグループと新たなサードパーティーアプリマーケットを展開開始しているということです。

Metaps Global Crypto Conference ③メタップスチャイナのスピーチ

で聞いた話では、

中国のゲーム市場ではGoogleの代わりに100社以上のサードパーティーがプラットフォームを作ってゲーム配信している。

但し、このプラットフォームはゲーム会社の取り分が少ない。

80がプラットフォーム

20がゲーム会社

メタップスのプラットフォームを使った時の取り分は、

30がプラットフォーム

70がゲーム会社

更に、その中から10〜15をプレイヤーに返してモチベーションをアップするという事を考えている。

「メタップスのプラットフォームってあったんだっけ」という気持ちでいましたが、まさかテンセントグループと連携して動いているとは思いませんでした。

このアプリマーケット事業、市場規模がとても大きいので意外にメタップスの台風の目になる可能性もあるかもしれませんね。

pringのアプローチ

資本力のないpringについては、外部企業との連携をいかにできるかにかかっています。

キャッシュレスセミナーで聞いた荻原代表の話では、「資本提携はみずほ銀行だけとこだわっているわけではない」とのことだったので、ニチガスとの資本提携も実現した訳ですね。

また、

  • OEMはやらない
  • APIは開放してチャージの入り口を拡げる

とも仰っていました。

なので、例えばニチガスpringとかいうOEMサービスはありません。

API開放の話は、先に書いたCRIA・セブン銀行ともうまく結びついてくれたらいいなあ。

それとpringの一ユーザーとしては、赤い銀行が利用出来るようになる日を首を長くして待っています。

まとめ

想像満載になってしまいましたが、メタップスの事業の魅力を感じて頂けましたでしょうか?

新しい領域にリソースを惜しまず投入し、挑戦していく経営姿勢はとても好きです。

今期はこれまでの投資が開花するフェーズだと思っています。

メタップスのニュースで賑わうことを楽しみにしながら、通期決算のまとめを終わります。

お付き合い頂きありがとうございました。

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