10月30日にメタップスよりIRが5件、プレスリリースが2件出ました。

IRは、

  1. (開示事項の経過)当社海外子会社によるICO及び仮想通貨取引所の設立に関するお知らせ
  2. 監査等委員会設置会社への移行、決算期(事業年度の末日)の変更及び定款の一部変更に関するお知らせ
  3. 代表取締役の異動に関するお知らせ
  4. 監査等委員会設置会社移行後の役員人事に関するお知らせ
  5. マーケティング関連事業の組織再編に関するお知らせ

プレスリリースは、

  1. メタップス、タイムバンクのマネジメントバイアウト(MBO)実施
  2. メタップス、マーケティング関連事業を合併し新会社設立

ざっと読んで見ると、

1.の仮想通貨取引所のIRは既報の内容ですね。

  • 韓国子会社のメタップス+が運営している「Coin room」という仮想通貨取引所がセキュリティ・サービス強化をして「upxide」というブランドに変わったこと。
  • メタップス+が発行したトークン、PLC(プラスコイン)が流動性を上げるためNPLCという名前に変更になり、100分割されたこと(PLCと同名のトークンが他にもあり、紛らわしいので名前も変更したのでしょうね)。

2.のIRはポイントは一点だけ、海外子会社含めて決算期を合わせて適切に情報開示して行くということ。

これによってメタップス本体の決算期が変更前:毎年8月31日→変更後:毎年12月31日となり、2018年度は16ヶ月の決算期間となるということです。

決算期間が16ヶ月になっても、2018年の決算数値が理解しやすい情報開示を期待します。

3.4.は飛ばして、

5.のマーケティング事業再編は良いですね。

3つの子会社できちんと情報を共有してシナジー効果を発揮するには必要なことです。




想像しても仕方ないけど想像しちゃう

かなり重要なIRが目白押しですが、詳細に迫るのは今後のメタップスの方向性を感じさせる2件のニュースを中心に纏めたいと思います。

一つ目はIRから、

【3.代表取締役の異動に関するお知らせ】

内容をまとめると、

現代表取締役社長である佐藤航陽さんが代表取締役会長になり、新規事業創設担当。

現取締役副社長である山崎祐一郎さんが代表取締役社長になり、既存事業改善担当。

11月29日の株主総会で承認されると、このような体制に変わるというものです。

これによってメタップスの経営にどう影響が出るのか気になりますよね。

シンプルに考えると、

  • メタップスの最高責任者(代表取締役)が2人になる。
  • 役割分担を明確にして効率的に事業を推進させる。

となります。

ただ、個人的には2017年頃からは既にこのような体制になっていたのでは、と感じています。

佐藤さんの著書「お金2.0」は2017年11月30日に発売されましたけど、特にこの辺りからメタップスの顔として方々から仕事を引っ掛けてくる営業のような活動が増えていっているように見えます。

メタップスの事業をグローバル展開するには各国まわらなければなりませんし、外部パートナーとの協調を進めるのは佐藤さんが進めて、社長業は全て山崎さんに任せるというのは合理的なことだと思います。

二つ目はプレスリリースから、

【1.メタップス、タイムバンクのマネジメントバイアウト(MBO)実施】

内容的には、

  • タイムバンク事業をメタップスから完全に切り離す。
  • タイムバンクの株は佐藤さんが全て取得。
  • タイムバンクの今後の収益はメタップスには影響が無くなる。

このニュースは個人的に寂しいです。

タイムバンク事業は2018年8月に法人化、メタップスの100%子会社という立場で事業を進めていましたが外に出てしまいました。

子会社化した時には既にMBOは決まっていたのでしょう。。。

正直言って、タイムバンクは数字上はメタップスの足を引っ張っていたと思います。

秋元康さんプロデュースの「劇団4ドル50セント」がタイムバンクに上場したり、TBM(タイムバンクマネー)トークンを付与したりしても、なかなか取引金額が増えていない(参加者が少ない)のが現状です。

タイムバンク事業の収益を想像するに、一日の取引金額が仮に500万だとしたら、売る方・買う方の取引手数料が合わせて2%で10万円の利益。

運営維持費がペイ出来ているとは思えません。

取引金額が増えるような魅力的なイベントをやっても不正行為をする輩も多く、なかなか課題も多いように見受けられました。

ただ、その中でもタイムバンクを盛り上げようと頑張っている方々がいるのも見ていますし、私自身もタイムバンクに上場して「個人」が主役になる経済圏の中で闘って見たいという気持ちもあります。

時間はまだ掛かるかもしれませんが、徐々にタイムバンクのようなサービス、トークンエコノミーは受け入れられて行くと思いますし、これからも応援しています。

メタップスの中でタイムバンクが育って行くのを見れないのは残念ですが、経営面から見ると妥当な判断なのでしょう。

タイムバンクの事務所もその内、佐藤さんが別に経営されている「EXA」プロジェクトと同じように、エイベックスビル2Fに異動するのでしょうかね?

エイベックスとの協力関係を強化して、これから事業が成長してくことを祈っています。

佐藤航陽さんがメタップスを離れることはあるのか?

この二つのニュースを続けて見ると、

「佐藤さんはゆくゆくはメタップスを離れて個人で事業をやって行きたいのでは?」

と思う方も少なくないと思います。

今までの発言や考え方を拝見していると、起業家であると同時に、社会の仕組みを変えて行きたいという変革者であることは分かります。

上場企業ともなると、思った以上に縛りが多くて佐藤さんがやりたいことも存分には出来ないだろうなあと、余計なお世話かもしれませんが思ったりもします。

私はメタップスを立ち上げた佐藤さんのビジョンと実行力に期待をして投資をしています。

なので、もし佐藤さんがメタップスを離れてしまったら、メタップスの株を保有し続けるかどうかは今の時点ではちょっと分かりません。

が、

佐藤さんの気持ちを伺い知ることは出来ませんが、少なくともメタップスの事業がマネタイズ(収益化)出来るようになるまでは出て行くことはないのかなと、個人的に思っています。

資本主義で結果を残せなければ価値主義でも結果を残すのは難しいですから。

2020年のメタップスの中期計画、

売上1,000億円・営業利益100億円への目標に向かって佐藤会長、山崎社長がこれからどんな動きをされるのか注目したいと思います。

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