pringのキャッシュレス実証実験を体験したくて福島へ行ってみた




キャッシュレス社会、QRコード決済。

このようなワードが2018年に入ってから日本でも目にする事が多くなってきたと感じている今日この頃。

その中で私が一番注目しているQR決済アプリ、メタップスの子会社が提供している「pring」について色々調べを進めています。

私の地元ではpringのアプリを使える場所がないので、家族間でのお金の清算にしか使っていませんでした。

ネットで調べたり、キャッシュレスセミナーでpringの代表のお話を聞いたりしましたが、

やっぱり実際にお店で使ってみたい!

どうせなら、実証実験を行っている福島へ行ってみたい!

という気持ちが膨れ上がり、とうとう我慢できず福島へ体験しに行きました。

ご興味があれば体験レポートにお付き合いください。




なぜ福島でキャッシュレス実証実験なのか?

現在、pringのキャッシュレス実証実験に参加している店舗は以下の通りです。

【富岡町】

ダイユーエイトさくらモールとみおか店

ツルハドラックさくらモールとみおか店

ヨークベニマル新富岡店(さくらモール内にあります)

ローソン富岡小浜店

【いわき市】

ファミリーマートいわき駅前店

【福島第一原子力発電所内】

食堂及び売店(新事務本館)

今回、私が回ったのは第一原子力発電所以外の5店舗です。

そもそも、なぜ福島で実証実験を行うのか疑問に思った方も多いのではないでしょうか。一番参加店舗が多い富岡町へ行くと、閉店になったままのお店やガソリンスタンドも見受けられ、キャッシュレス決済のデータを取るという事だけを考えれば、実証実験の候補地には上がらないと思います。

2018年3月15日のニュースリリースを見ると、

当該実証実験は、キャッシュレス決済の普及による住民の利便性や生活向上等、地域経済の活性化の観点でも、福島県が国と連携して推進するプロジェクト「福島イノベーション・コースト構想(※1)」に寄与することから、福島県に支援や協力を頂き、進めていくものです。

(※1)福島イノベーション・コースト構想:東日本大震災及び原子力災害によって失われた浜通り地域等の産業・雇用を回復するため、ロボット等の先端技術の開発や産業集積の促進のみならず、先進的な技術や機器を活用した県民に身近な生活の向上や、交流を生み出しながら当該地域の可能性を国内外へ発信するなど、様々な取組により福島県の復興を推進する国家プロジェクト。(2017年に改正福島復興再生特別措置法に位置付けられた)

とあります。実証実験第一弾に選ばれたのは、福島イノベーション・コースト構想に寄与する事、また、メタップスの佐藤航陽社長の出身地への想いなどがあったのかなと想像しています。

早速潜入してみる

楽しみにしていたpringを使ったお買い物。

文字だけだと雰囲気が伝わらないのでいくつか写真を載せてみます。

  

どこの店舗も入り口の前に「pring実証実験参加店舗」というポスターが分かるように貼ってありました。

レジ周りの写真も載せたかったのですが、お客さんやレジの人が写ってしまっているので言葉だけで伝えると、

  • POSレジに”pring(ただいま使えます)”のタグが貼ってある
  • POSレジの近くにiPadが置いてある
  • セルフレジ等では対応していない所もある

5店舗も回るので小額のお買い物ですが、全ての店舗のレジの方にヒアリングしながらpringで決済しました。

手順を良く観察すると、pringのQR決済の流れが見えてきました。

大事な所なので細かく記載すると、

  1. POSレジ:商品をバーコードで読み取る
  2. ユーザー:pringで支払いたいです、と言う
  3. POSレジ:レジ内で決済方法をpringに選択
  4. iPad:POSレジの合計金額を店員さんが店舗用アプリへ入力する
  5. ユーザー:iPadのQRコードをpringアプリで読み取る
  6. iPad:瞬時に「支払いが完了しました」という表示が出る
  7. POSレジ:通常通りレシートをもらって買い物終了

注意:あくまで実証実験なので今のやり方が最終仕様とは限りません

決済までの流れはこんな感じです。

店員さんに聞いてみたよ

レジの方に共通して聞いた質問は3つ。

5店舗それぞれpringの仕組みの理解度が違ったので、回答は一番しっくりきた内容を載せています。

  • pringって使っている人はどの位いますか?

→一般のユーザーはまだ多くありませんが、東邦銀行の社員さんは良く使われています

  • POSレジとpringの連動はどうなっていますか?

→レジ内で決済方法を選択するだけです。連動は良く分かりません。

  • 今後全国の店舗でも使えるようになりますか?

→どうですかね〜、分かりません!

自分の質問力の無さを呪います・・・

決済のコマンドを一つ増やすだけならPOSシステムへの干渉も少なく、大型店舗でもpringの組み込みはそんなに難しくないのかなあと素人目には思えました。

肝心のデータの流れは全然分かりませんが、想像するに、

大型店舗:今までと変わらず、POSデータ内で処理

pring:ユーザーの決済データを銀行へ一日分まとめて飛ばす

銀行:pringの決済データを元に、店舗へお金を支払う

なのかな?

POSの購買データがpring・銀行にも蓄積されるのか、逆にpringの顧客データはPOSレジにも蓄積されるのか、ここら辺はもう少し情報が欲しい所です。

pringは決済アプリのらくらくフォン

前置き長くなりましたが、pringを使った感想を一言で言うと、

めちゃくちゃ簡単、感動した!

  1. pringのアプリをポチる
  2. お店ではらうを押す
  3. QRコードを読み取る

5秒あれば済みます。

-店舗用iPadの決済終了時の写真-

Suicaなどの非接触型ICカードに比べたら少しだけ手間かもしれませんが、レジに商品を持って行って店員さんがバーコードスキャンしている間に準備は済むので気にならない程度だと思います。

アプリに疎いユーザーでも、pringはコマンドが少ないので対応出来るのではないかな?

お年寄りの方にも是非使って頂きたい。

どちらかと言うと店舗側のオペレーションの方が改善の余地ありと感じました。

  1. pring決済を使い慣れていない店員さんに当たると時間がかかること
  2. POSレジの合計金額を店員さんが店舗用アプリへ入力するワンアクションが増えること

1については見ていてそんなに操作が難しい訳じゃないので、店員さんが何回か経験すれば問題は少ないと思います。

2についてはシステムでこのアクションを減らせるのか、それともそのシステムを組むとPOSレジへの導入のお金がかさむのかのせめぎ合いなんでしょうかね。

想像以上に使いやすかったpringのQRコード決済、これから使える店舗が増えることを楽しみにしています。

娘が大きくなる頃には現金はなくなっているのかな・・・

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