チャーシューメンを注文出来なかった大学生




みなさんラーメンお好きですか?

私は大学生になり一人暮らしを始めた頃に、友人の影響もあってラーメン屋巡りをするようになりました。

気付けば、

「一杯のどんぶりに詰め込まれたこの奇跡!」

と思うほどラーメンの虜に。

ちょっと遠い場所でも美味いラーメンがあると聞けば自転車を漕いで食べに行きましたし、人気店の行列待ちにもくじけない情熱を持っていました。




高値の花、チャーシューメン

お金がなかった大学生時代は、悩みもせずチャーシューメンを頼む友人が羨ましくて仕方ありませんでした。

そのラーメン一杯でお腹を満たそうとすると、当時大飯食らいだった私の注文スタイルは「ラーメン+大盛り(+100円)」であり、チャーシュートッピング(+250円)なんて「高値の花」でした。

いや、当時お金がないと言っても、週に一度くらいはチャーシューメンを頼むことは出来たはずなんです。

でもですね、仕送りを貰いながらの一人暮らしをさせてもらっている身分で(アルバイトも勿論やっていましたけど)、チャーシューメンを注文するなんて贅沢ではないのか?

チャーシューメンを頼むのは、仕送りが必要ないくらい自分で稼いでから頼むのが筋ではないか?

なんてことを本気で考えていました。

この頃を思い出すと、漫画「賭博黙示録カイジ」の班長さんのセリフがふと頭によぎります。

フフ……へただなあ、カイジくん。へたっぴさ……..! 欲望の解放のさせ方がへた….。」

やった!今の自分だったらいくらでもチャーシューメン頼めるぞ!

現在の私はどうかと言うと、脱サラして生活が不安定とは言え、チャーシューメン位なら迷わず頼めます。

何なら大盛り+全部のせで!

しかし、残念ながらもう頼めません。

年齢のせいかチャーシューの脂が胃に合わなくなってます。

食べたら逆に後悔する程です。

あんなに好きだったラーメン屋巡りもしてませんし、人気店の行列に並んで待つぐらいならチェーン店の空いてるラーメン屋で食べる方がいい。

あんなに渇望していたチャーシューメンをいくらでも食べられるようになったのに、逆に食べたくない。

今なら日本各地、旅行がてら車でラーメン屋巡りだって出来るのに、それを目的には動く情熱がない。

鉄は熱いうちに打て?

「やりたいこと」と「出来ること」のタイミングって必ずしも一致しませんし、出来るようになってから当時の情熱を持ったまま実行できるかというとそうでもないなと。

もしかしたら、

もしかしたらですけど、大学生時代にチャーシューメンを頼んでいたら、今の私もチャーシューメンを食べられていたんじゃないかと思ったりします。

お金がなくても海外旅行に行っていたら、英語嫌いだった私も英語を好きになっていたり。

クソゲーをたくさん買うより、高くても面白いゲームを買っていれば今でもゲームに熱中していたり。

喧嘩別れした友人ともっと向き合っていれば、今でも一緒にお酒を飲んでいたり。

なんかまとまりがない事をつらつら書いていますが、若い頃に体験したことや、やり残したと思っていることはその後の人生に結構引きずられるなあと最近感じています。

・・・

おっさんですね!

今やるべき事をやる

私が大学生の時に、例えば1,000万円持っていてもきっとチャーシューメンは頼まなかったし、海外旅行にも行かなかったし、高くても面白いゲームを買わなかった気がします。

きっと喧嘩別れした友人とも、結局大喧嘩してキャンパス内で顔を合わせても話すことも無くなったり。

昔はタイムマシンがあったら今の記憶を持ったまま学生時代からやり直したいなと夢想したこともありますが、今はありません。

大変なこともたくさんありますが、チャーシューメンは食べられなくても今の人生を大切に生きて行きたいと思っています。

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