脱サラパパでございます。
4月24日の日経平均ですが、
前日比▲59円(▲0.27%)の22,200円ジャストで着地。
前場は100円高ほどでスタートしましたが、お昼間際に売り圧が強まり、後場は更に加速。
13:00に安値を付けると徐々にリバウンドしていきましたが、
「見えざる手」
に導かれるように、引け間際は数字合わせをしたかのような展開でした。
穿った見方ですが、
「日経平均はファーストリテイリング(ユニクロ)で操作できるんだなあ」
と相場を冷めた目で見てしまいそうになります。
ユニクロが孤軍奮闘で日経平均寄与度が+39円。
相場を見ている方の多くが思っていることかもしれませんが、
「ユニクロが下げ始めたら日経平均のメッキが剥がれる」
と私は思っています。
「ファナックショック」は起きるのか?
ナスダックやS&P500が過去最高を更新した絶好調のアメリカ市場。
今日も一時▲1%超の下落から現時点でプラ転するほどの勢いがある中国市場。
それに比べると日本市場の先行きが心配される決算が出始めました。
「ファナックの今期営業利益54%減を計画、予想下回る-自社株買いも」
ファナックは24日、今期(2020年3月期)の連結営業利益が前期比54%減の757億円になる見通しだと発表した。市場予想を大幅に下回る。減収を計画するほか、為替前提も前期に比べ円高を想定した。
2018年は対前年▲28.9%の減益。
2019年は為替レートを100(円/ドル)を固く見ている影響も大きいですが、対2018年で営利が▲53.6%の大幅減益。
日産は本日下方修正を出して、2019年3月期の連結純利益予想を従来の4,100億円から3,190億円に引き下げると発表がありました。
日本電産は評価が分かれる決算だったとは思いますが、何れにしてもかなり厳しい状況が伺えます。
そうすると、
2020年は回復基調にあるのか、それともやはりリセッションなのか?
という所へ話が飛びます。
それを占うのは米中貿易戦争であったり消費税増税だったりするので、これらのニュースの裏を取りながら見守りたいと思います。
本日のデイトレード結果
損益 /▲27,404円
4月累計損益 / ▲124,111円
取引回数 /7回
※取引銘柄は日経平均に連動する日経レバレッジETF(1570)
※損益は手数料・税金を除いた最終損益を記載しています
本日は▲27,404円の損失。
取っては取られるトレードで、上の画面の利益も損失も大きくなっているのは先月のトレードの傾向に似ています。
気を緩めているつもりはないのですが、なかなか上手く行きません。
ここから4月累計損益を黒字化するのは難しい事を良く分かっているので、敗北感が強いです。
トレードも理想の形はイメージ出来ていて、たまにその通りに出来る時もあるのですが、まだまだ型にハマっていないようです。
流れが悪い方向に来ています・・・
トレーダーが考えた「嫌なイメージ」を引きずらない方法
トレードでは、
相場 > 手法 > メンタル
の順に影響が強いと考えています。
メンタルコントロールが上手くいかなくても、
「手法さえ確立されていれば大丈夫」
という考え方もあるでしょうけど、やはりそこは人間。
正しく手法を運用できるのも、健全なメンタルあってこそです。
なので、今の私のように「流れが悪い」という嫌なイメージを引きずったまま次の勝負に挑むとなると、高い確率で同じパターンで負ける傾向にあります。
どうすればいいんでしょうね。
私が考えるのは、
どう足掻こうが今日の結果は取り消せないので諦める
のが大切ということです。
その上で、反省すべきところは反省する。
- 決めた手法通りにトレード出来たか
- どこでインしてどこでアウトしたのか
- その時のチャートはどうだったのか
- どんな気持ちでトレードしていたのか
また、目先の勝利のためにどうすれば良いかではなく、
1ヶ月後、1年後につなげるための一歩
未来につなげるためには今どうすれば良いかという意識を持つことではないでしょうか。
車の運転も目先の地面を見て走るのではなく、その先や周りに注意を払いながら目的地に向かいますよね。
もちろん明日勝ちたい気持ちはありますが、目先を乗り切れば良いとは考えずに、今日の失敗も未来につながっていると思えば少しだけ周りが見えてきます。
「そんな時期もあったね」と懐かしめるように前進したいと思います。
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