脱サラパパでございます。
AI(人工知能)という言葉をネットやニュースで見かけない日が無いんじゃないか、と思うほどスポットが当たっています。
「AI(人工知能)に人間の仕事が奪われる」なんて記事もちらほら。
デイトレードをやっていても、市場動向に合わせて自動取引をするアルゴリズムの脅威は感じています。
これからの時代、どんな人がAIに仕事を奪われていくのでしょうか?
AIが奪えない仕事
娘がまだ小さいこともあり、外食へ行くときは子連れ歓迎店を探すのですが、そういったお店はやはり人気があるようでどこも家族連れでいっぱいです。
個室になっているのはもちろん、クッションシートやお子様用のイス、おもちゃや絵本まであって有難いですね。
それでも娘の機嫌はお天気のようなもんで、たまに手に負えないほど泣きわめくことがあります。
子連れ歓迎店とは言え、そういう時はそそくさと退店するのですが、会計の際に子育てを終えた位のご年齢の店員さんが、
「大変ですね、もう少しの辛抱ですから、ご家族でゆっくりお食事が出来る日がきますから」
と声を掛けて下さいました。
泣き盛りのお子さんがいるご家庭であればお分かりになると思いますが、気分転換に家族で外食に行けるチャンスってとても少ないです。
子供の機嫌とか、お店に他のお客さんが少ない時間帯を見計らってとか、タイミングを見てやっとの思いでお店へ行くのですが、それが直ぐに帰らなくてはならなくなった時のがっかり感と言ったら・・・
でも、店員さんが掛けてくれた何気ない一言で気持ちが救われました。
もちろん仕事と言う事もあるのでしょうけど、私はそこから一歩踏み込んだ労りの気持ちを店員さんから感じました。
こういった接客を、AIが果たして奪うことが出来るようになるのでしょうか?
バイトテロを起される位なら・・・
一方で、最近SNSで炎上が多発している「バイトテロ」なる行為をするアルバイトもいます。
くら寿司やドミノピザ、ファミリーマートにセブンイレブンと数えたらきりがないくらい毎日SNSで炎上動画が上がってきています。
食べ物をわざとゴミ箱に入れたり床に擦り付けたりする動画を、ネットにわざわざ上げてしまう気持ちは全く理解できませんが、きっと昔から同じようなことはあったんでしょう。
ネットに誰でも動画を気軽に投稿できるようになったから騒がれるようになりましたが、これは最近ニュースを見ると「犯罪が増えて治安が悪くなってきたな」と感じるのと同じことかもしれません。
統計によれば1,000人当たりの刑法犯認知件数(警察等捜査機関によって犯罪の発生が認知された件数)は、昭和23年に20件だったのが平成29年には7.2件と減少しています。
治安が悪くなって来たと感じつつも、統計上は犯罪は減っているようです。
なんでもニュースになって情報を共有できる、人の行動の見える化がどんどん進んできているということなんだと思います。
バイトテロなどのリスクが見える化出来るようになったとしたら、今炎上しているような行為をする人間を企業が好んで雇用するとは思えません。
コストに折り合いがつけば、先に書いたような接客が出来る人だけをお店において、他の仕事は全部AIや機械化によって置き換わるようになるんじゃないでしょうか。
デイトレーダーは既に不要?
話は戻って、デイトレーダーなんかはAIに仕事を奪われる可能性がもっとも高い職業の一つかもしれません。
ニューヨークにあるゴールドマン・サックス本社の米国株の取引部門には、最盛期の2000年に600人のトレーダーが在籍し、大口顧客の投資銀行の注文に応じ、株を売買していた。現在、この部門にはたった2人しか残っていない。
株式売買の自動化プログラムが、他のトレーダーの職を奪ったのだ。プログラムを支えるのは200人のコンピューター・エンジニアだ。
噂では取引画面の「売り」「買い」「数量」などのボタンにカーソルが触っているデータすら裏で収集しており、その統計を元にAIが売買をしているとも言われていますので、人間が勝てなくなる日も遠くないかもしれませんね。
(そうでなくてもデイトレードは難しいです・・・)
それでも、生き残るトレーダーも僅かながらいると思います。
自分の頭で考えて行動できる人
とてもありきたりなことを強調しましたけど、これが出来る人ってどれだけいるんでしょうか。
バイトテロを起している人は「その場のノリや勢いで行動し、その行動によって何が起きるか」を考えているとは思えないです。
一歩間違えればあちら側に行ってしまうのも人間だと思い、私生活の自分を戒めながら、デイトレードでもその場のノリや勢いでトレードするようなことがないように気を付けたいと思います。


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