脱サラパパでございます。
2月20日の日経平均ですが、
前日比+128円(+0.6%)の21,432円と続伸しました。
上のチャートを見ていただけると分かるように、後場日経は100円以上急落し、その後緩やかに値を戻していきました。
リアルタイムで相場を見ていた方はクラッシュにギョッとしたのではないでしょうか?
それともデイトレード歴が浅い私だからそう思うのでしょうか?
急落の要因は良くわかりませんが、アルゴリズムによる悪さだとしたら、これからも人間には対応しづらい値動きは増えていくと思うので、そうなった時にどう対応するか?というのをしっかり考えておかねばなりませんね。
本日のデイトレード結果
損益 / ▲ 32,033円
2月累計損益 / ▲33,450円
取引回数 / 26回
コツコツドカン。
そのお手本のようなトレードになってしまいました。
昨日は、
明日からはほんの少しだけ、自分を信じてトレードしてみようと思います。
なんて言っててこれですよ・・・
▲32,033円の大損失。
本当に自分が情けなくなります。
石垣を築いて強固な城を立ててるつもりが、実際には砂の城でもこさえていたのでしょうか。
小波でも来れば跡形もなく崩れてしまいます。
いつもならブログを詳細にまとめる気力さえなくなるのですが、こうした失敗こそきちんと向き合って次に活かさないと・・・
授業料は後から回収できるように、しっかりと分析しアウトプットして学びたいと思います。
デイトレードに限らず、投資をしていれば「あるある」の負けパターンなので、ご興味ある方はお付き合い下さい。
ピラミッティングとナンピン
今日の大きな損失を出した最大の原因は「ナンピン売り」をしたことです。
時系列に箇条書きすると、
- 下がりそうなチャートを形成していたので、打診で60株「売り」でインする
- 思った通り下がり始めたのでピラミッティング(利乗せ)で追加売りをする
- ところが思わぬ反発で最初でインした価格より株価が上昇する
- それでも、まだチャートは下げを示していたので打診売りより高い株価で「ナンピン売り」する
- 更に株価は上昇、チャートは気づけば上か下か方向感が分からない形になっているけど、「ナンピンして平均単価を上げれば損切りしないで済むのでは?」と言う希望的観測で更にナンピンをする
- 株価は押し目なく上昇、「まだナンピンできる、もうすぐ反転」とチャートが目に入らなくなる
- 損切りするには大きすぎるほど損失が拡大、いつ損切りすれば良いかポイントが判らなくなる
- そうこうする内に前場も終わりが近づき始める
- 後場は更に株価が上がるかもしれない、持ち越しだけはいけないと思い損切り
- 後場始まってすぐに日経がクラッシュ、持っていれば逆に利益が出たと言う結果に
基本的にチャートを見てトレンドを取りに行くのが私のトレードスタイルのはずが、全く違う手法になっていますね。
「ナンピン」は資金力と時間に余裕のある方がするには有効な場合もあります。
ですが、デイトレードという限られた時間の中で、限られた資金でトレードしている脱サラパパにとっては悪手と言っても良いかもしれません。
「ナンピン」しているということはトレンドに逆らっているということですし、そのままトレンドが継続すれば損失を増やすことになります。
今日の精神状態は例えるなら、
普段スーパーでは10円の価格差にこだわって買い物するのに、車を買う時はあまり必要のない高額のオプションをつけても気にならない金銭感覚
伝わりますでしょうか?
今まで小さく素早い損切りをするように注意して来たのに、損失の金額が大きくなると冷静さがなくなり、退却する判断基準も曖昧になる。
脱サラパパが取っている手法の場合、正しくは10円の値幅にこだわって慎重にインし、ここぞという時はピラミッティング(利乗せ)で利益を増やすべき。
順張り型のトレーダーであればナンピンはNG、ピラミッティングです。
今日の分岐点は箇条書きの「希望的観測でナンピンする」の所です。
最悪でもここで思いとどまり、損切りすれば1万円未満の損失で済みましたし、チャートをもう一度見て、「買い」でインし直せば±0円くらいまで持って行けたかもしれません。
何にしても、「自分のトレード手法から外れてるな」と感じたらポジションを解消して深呼吸し、コーヒーでも飲んでからチャートを見直すようにしようとおもいます。
急騰急落にどう対応すれば良いか?
冒頭でアルゴリズム取引によるクラッシュについて触れましたが、長期投資の方は別としてデイトレーダーには悩ましい問題です。
ですがこういった現象にこれからも付き合っていかなければならないので、対処法を練っておかなければなりません。
その時にポジションを持っていたらまずは、
- 素早くポジションを解消する
そして、
- その日のトレードは手仕舞いする
- 急騰急落のトレンドに合わせてインする
- 落ち着いたところでリバウンド狙いでインする
この3パターンのどれかを選ぶことになると思うのですが、2・3のパターンは技量が求められますね。
なので私の場合は1の手仕舞いするしかないのですが、今後もこういった現象が増えるのであれば2・3のパターンも取り入れて行きたい所です。
人は不意を突かれると反応するのは難しいですが、訓練次第でそれも対応できるようになると思いますので、今日の負けも受け入れて成長して行きたいと思います。


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