脱サラパパでございます。
元々は株の「スイング・長期投資」をメインに取引していましたが、今は「デイトレード」に転向して日経平均レバレッジETF(1570)を取引しています。
「投資」と「トレード」の線引きが出来ないまま始めたので大分時間が掛かりましたが、「チャート」の大切さがやっと骨身に沁みて分かって来ました。
以前は決算書とかを見て投資先の企業の将来を考えたりするのが楽しかったのですが、最近はトレンドをどう捉えれば良いのかとチャートを見るのも結構面白いです。
デイトレードの対象銘柄
投資の場合は「どの銘柄へ・いつ投資するか?」と言うことが大切になってきますが、デイトレードの場合は大雑把に言うと、
値段が付いて取引出来る金融商品ならなんでもいい
と思っています。
それこそ、その辺の草でも石ころでも市場に乗って取引されるのであれば、
「流動性」「相性」「取引時間」
さえ良ければトレード対象になります。
そして、
値幅を抜けるならいつトレードしても良い
というのがデイトレードの利点でしょう。
私がトレードしている「日経平均レバレッジETF(1570)」という金融商品の特徴を簡単に言うと、
- 日経平均を「株」のようにトレードすることが出来る
- 値動きは日経平均の約2倍のボラティリティがある
- 東証でもトップクラスの流動性・売買代金を誇る
- テクニカル分析が効きやすい
東証の売買代金1位にランクインすることが多いので、しっかりとした手法さえ身に付けばどんどんロット(一取引あたりの資金量)を増やして利益を増やすことを狙う事ができます。
値幅は大きくても1%〜3%程度ですが、腕さえあればボラティリティの高い日にはスキャルピングでもっと利益を抜くことも出来るかも知れません。
デイトレードするのに非常に適した銘柄だと思っています。
「日経平均レバレッジ」と「日経225先物」の違い
そんな日経平均レバレッジにも欠点はあります。
それは、
前場の寄りの価格は、夜間の「日経225先物」の値動きで作られる
と言うことです。
どう言うことかというと、日経平均を株価指数先物取引にした商品が「日経225先物」ですが、取引時間が
- 8:45-15:15
- 16:30-翌5:30
と日中だけではなく、ナイトセッションがある為です。
NY市場などの取引時間が始まると日経225先物も影響を受けて大きく動くので、朝方には暴落・暴騰していることもままあります。
一方「日経平均レバレッジ」は株式市場の商品なので、取引時間が
- 9:00 – 11:30
- 12:30 − 15:00
となっています。
昨日は安値で引けたのに、朝方には先物が暴騰し窓を開けてスタートするなんてことも少なくありません。
次のチャートは上が「日経平均レバレッジ」下が「日経225先物」で、5/20〜5/24のチャートを並べたものですが、
日経平均レバレッジのチャートが、9:00にガッと居場所を変えているのに対して、日経225先物は比較的滑らかです。
ナイトセッションがあるか無いか、またお昼休みがあるか無いかでこれだけチャートが変わって来ます。
このギャップを埋めるために、日経平均レバレッジをトレードする時には日経225先物のチャートも合わせて観察しながらトレードしているのですが、
「そもそも、日経225先物をトレードすればいいんじゃない?」
と思う時もあります。
自己コントロール出来るか心配
日経平均レバレッジと日経225先物の違いは取引時間以外にも、
- レバレッジ
- 特定口座があるかないか
- 流動性
- 値幅
などありますが、値動きは基本的に同じです。
なので、日経平均レバレッジのトレードで学んだことはそのまま日経225先物に使えると言う事。
じゃあなぜ先物に手を出していないのかというと、
トレード > プライベート
になってしまわないかという不安があるからです。
デイトレードは本当に難しく、悩みながら取り組んでいますが、それ以上に最近は面白さが勝っているのでナイトセッションなんか始めたらきっと寝る時間さえ惜しくなります。
とは言え、今年中に「デイトレーダーとしてご飯を食べていける」かどうか見極めるつもりなので、経験値を早く上げるためにも前向きに考えて見ます。
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