脱サラパパでございます。

投資からデイトレードへ転向して5ヶ月目。

5月も折り返し地点に来ましたが、なかなか自分で納得できるトレードが出来ない日々が続いています。

ここ最近は特に、

いつまでたっても「スタート地点」に立てないデイトレーダー

2019年5月17日

歯切れの悪いトレードばかりです。

どうしたもんかなと悩んでいます。




デイトレードで生き残る為には「ロット管理」が必要な理由

投資では良く「資金管理」が大切と言われています。

相場の状況によって、投資に投入する資金とキャッシュで持っている資金の配分を細やかにコントロールするということですね。

例えば、下げ相場の兆候が見られれば投資ポジションを小さくしてキャッシュの比率を高め、上げ相場の時には投資ポジションを大きく取るというような資金管理です。

とは言ってもそれらを上手く読み切るのは難しい為、ドルコスト平均法(定期定額投資)で長期的に投資をするという方法もあります。

デイトレードも基本的には攻める時・守ると時があって同じ考えだと思いますが、「資金管理」と共に、

ロット管理

が必要だと思います。

ここでいうロットとは、

一取引あたりの投入資金

です。

例えば、1ロット=100万円が自分でコントロール出来るロットだとします。

コントロール出来るロットとは、

「冷静にトレードできるロット(投入資金)」

のことを言います。

損切りラインで迷う事なく損切り出来るロット

と言ってもいいかも知れません。

これはトレーダーの胆力や資金力、技量によって大きく変わってきますが、自分の力量以上のロットでトレードすると、

間違いなく破滅する

と考えています。

コントロール出来ないロットでトレードした時の「最悪ストーリー」

コントロール出来るロットは100万円が限界なのに、もっと儲けたいと欲張って300万円のロットでトレードしたとします。

いつもは▼1%を損切りラインにしているとして、300万円の場合だと3万円になります。

ロットを増やしたタイミングで

「運悪く」

損切り▼1%のラインに到達してしまいました。

許容量の損切りを超えた後は冷静でいられなくなります。

3万円を取り返すには100万円のロットに戻すと3%の利幅を取らなくてはならないので、リスクの高いトレードをしがちですし、

300万円のロットのままトレードしても今度はビビってしまって、損切りライン手前で損切りしたりとマイルール通りのトレードが出来なかったりと、

どちらにしてもうまくありません。

冷静にトレードしても勝つのが難しいのに、焦りを持ったままではトレードで勝てるはずもありません。

日々のトレードで積み重なって30万の損失になったとしましょう。

サラリーマンで言えば給料1ヶ月分相当です。

何としても取り返さなくてはという気持ちになります。

「勘」

で「チャンスだ、行ける!」と思ってしまうことってありますよね。

大抵そういう時はエントリーして痛い目に合うのですが、ここで一気に損失を取り返そうと1,000万円のロットで勝負に出ます。

3%も利幅を抜ければ一気にゼロスタートへリセット出来ます。

「良し!+2%まで上がってきた!」

自分の「勘」通りにチャートが動き始めました。

いつもなら「利確」しているタイミングですが、

「後少しプラスに動けばリスタートできる。」

「そしたらロットを100万円に戻してやり直そう。」

という気持ちが湧いてきて利確出来ません。

そうこうする内に利益が1%にまで落ちてきてしまいました。

「上げ相場だからまた+2%位まではきっと戻る」

「そもそも2%・20万取れれば十分、今度こそ利確しよう」

そんな時に限って相場が急転します。

一気に▼1%まで急落します。

「やばい!どうしよう・・・」

「とにかくトントンでいいから上がりたい」

こうなるともうチャートなんか見ていません。

なんとか上がってくれということを祈るだけです。

追い討ちを掛けるように相場が下落を続けます。

「こんな時に限って、嘘だろ!?」

1年に1、2度あるかのような大暴落が発生。

なんと▼7%。

魂が抜けた状態で70万円の損切りをします。

「投資のための余裕資金100万円が消えた・・・」

損切りした後に限って相場はリバウンドを始めますよね。

怒り心頭、次こそはなんとかして取り返したい。

余裕資金が無くなってしまったので、生活資金にまで手を出し始めます。

100万円を取り返すためには、ロット100万円では気が遠くなるような時間が掛かります。

ロットを下げることが出来ず、ますます深みにハマってしまい・・・

ロットを上げるのも、下げるのも・・・

「運悪く」

という事は相場の世界では往々にしてありますが、実際には確率の問題で、誰にでも降りかかる事です。

そして根拠のない

「勘」

も当たる時もあれば外れる時もあります。

個人投資家・トレーダーは相場の川に流されている葉っぱみたいなもので、いかに流れに乗れるかどうかだと思うのですが、

悪い方向へ行っても、生き残る為に手を尽くす

これを怠ると直ぐにでも消えてしまうような存在かも知れません。

こんな妄想話をつらつら書いた意図ですが、

ロットを上げるのは自信と胆力が必要で難しいことですが、

ロットを下げるのも勇気と自制心が必要でとても難しい

という事が言いたくて書いてみました。

先ほど言った生き残る為に手を尽くすというのは、ロットを下げるというのも一つの手段だと思います。

私がブログに書いているのは結局自分に言い聞かせる為なんですけどね・・・

調子が上がらない時はロットを下げる事も織り交ぜて相場を生き残りたいです。

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