脱サラパパでございます。
最初に開設したFXブローカーで色々あって、今は新しいブローカーの口座開設が完了するのを待ちながらデモトレードでEUR/USDやUSD/JPYのトレード検証をしています。
為替が動くときは非常に激しい動きをするので、そのような時には5分足のローソク1本の中に先物のチャートで言うと1日分位の動き方をしたりします。
なので今まではチャートとインジケータだけでトレードしていましたが、プライスアクションも必要と思い勉強をしています。
テクニカル分析通りにトレードして勝てる訳ではない、けど・・・
以前、
テクニカルについて少し触れました。
今の私の理解だと、
- 人間の深層心理は負けるように出来ている(損失は耐える・耐えられる一方、利益はすぐに確保したい)
- 深層心理を打開する為のツールがテクニカル分析(大衆心理をパターン化したもの)
もちろんテクニカル通りにトレードしても勝てる訳ではありませんが、
感情や勘に任せたトレーダーと、ルールに則ったトレーダー。
短期的には分かりませんが、10年続けた場合にどちらのトレーダーが生き残っているかは想像しやすいと思います。
テクニカル分析と車の自動運転技術
テクニカル分析は今の車の自動運転技術と似ているなと最近考えるようになりました。
今のレベル2相当の自動運転技術では全ての運転を車に任せることは出来ません。
不確定要素の多い一般道ではまだまだ適さないし、
高速道路でも車線が薄かったりカーブがきつい場合は運転手がコントロールする必要があります。
でも、長距離運転を楽にする一つのツールだと思えば使い方によっては非常に良い技術です。
でも、「自動運転」という言葉から、
「せっかくオプションで付けたのに思ったより使えない」
「これなら自分で運転した方が良い」
と思うオーナーも多いようです。
どんなツールも使いようですね。
今の車の自動運転技術では、運転手の判断力や運転技術なしには事故を起こさずに目的地に辿り着くことは出来ません。
テクニカル分析も同じだと思います。
教科書通りにトレードしてても予測不可能な値動きをして負けるなんてことはしょっちゅうです。
それを回避したり、損失を抑える為にインジケータなどを使ってトレーダーが判断する。
そうやってテクニカル分析も一つのツールとして使えば非常に有用だと私は思います。
「自動運転なんて危ない、使えない」
「テクニカルなんかでは勝てない、使えない」
これらに限らず頭でっかちになって物事を試す前に否定し始めたら
「心の老化が始まったかも」
とちょっと注意したいと思います。