脱サラパパでございます。
2月14日の日経平均ですが、
前日比▲4円(▲0.02%)の21,139円で着地しました。
一時は前日比+91円の21,235円の高値を付けましたがその後続かず。
後場は「米中貿易協議の期限を60日間延長を検討している」と言うニュースが入ってからは方向感がない動きを続け、引け間際に急落してマイ転。
無理やり前日比マイナスまで持っていったようにも見える動き方をしていました。
「米中貿易協議の期限を60日間延長」の影響は?
米中貿易協議の期限延長のニュースが入った瞬間、為替も先物も日経も瞬間的に暴騰しました。

こちらはドル/円のチャートですが、12:45過ぎに上ヒゲが付いているのが分かると思います。
ニュース速報よりも相場が一番早く反応しますね。
そもそも米中貿易協議の期限が延長になると相場にどういった影響があるのでしょうね?
簡単に時系列にすると、
2月14日 閣僚級貿易協議開始
2月15日 閣僚級貿易協議終了
3月1日 貿易協議期限。纏まらなければ中国製品にかける追加関税を10%→25%に引き上げる?
↓
中国側は貿易協議期限の90日間の延長を求めたが、米国側は60日間を主張して断る。←今ここ
【最終決着に至るには、トランプ大統領と習近平国家主席との首脳会談が必要?】
個人的にトランプ大統領は政治家と言うより実利を取るビジネスマンと見ていて(多くの方がそう見ているのでは?)、交渉を有利に持って行こうとする揺さぶりも多く、ニュースが出る度に本当なの?と言う印象です。
期限延長を検討すると言うことはトランプ大統領の胸の内はこんな感じでしょうか。
「3月1日の貿易協議期限でバッサリやる気は無いよ」
「でも中国が要求する90日間延長はやだよ」
「交渉の手綱を持つのはアメリカだよ」
中国も貿易戦争でアメリカに勝てるとは思っていないはずで、どこかで妥協点を見つけたいのでしょうけど、「アメリカに負けた」と言う印象で貿易戦争に幕が降りると、習近平体制にも悪影響が出るはずなので安易に妥協できない。
先の見えない貿易戦争をやっている間に、中国の実体経済が明らかになってくると相場にも影を落とすのでは・・・
という相場感のない脱サラパパの妄想です。
トランプ大統領は中国から、
「参った」
と言ってくるまで、のらりくらりと貿易戦争を続けるのではないでしょうか。
本日のデイトレード結果
損益 / +7,012円
2月累計損益 / ▲16,063円
取引回数 / 30回
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今日は何とか+7,012円で上がれました。
前場は珍しくリズム良くトレード出来まして+15,000円程度まで利益を積み上げられました。
問題は後場で、先に書いた通り「米中貿易協議60日間延長検討」のニュースが舞い込み、「売り」でインしていたポジションが一気にマイナスへ。
一瞬何が起こったのか理解できずそのままポジションを維持してしまいそうでしたが、「相場が分からない時は手仕舞い」と思い、直ぐに損切りしました。

私が取引している日経平均レバレッジETF(1570)のチャートを見ると80円くらい一気に値を上げてますね。
その後の推移を見ると、ニュースが出たタイミングの株価より値を下げて相場は終わりましたので、結果論としては損切りしなければもっと利益を出せていたのですが、結果を先送り出来ないデイトレーダーとしては、直ぐに損切りできたのは良い判断だったと思います。
相場の変化の早さ
昨日までは日本市場もリスクオンか?
と思うほど相場も強くなっていましたが、寝て起きたら景色が変わっている去年の相場を思い出せば、やはり油断は出来ません。
相場環境が良くなってきたなと思ったら兜の緒を締め、相場環境が悪くなってきたらチャンスを探す。
そう言ったメリハリのある思考を養って、今後の相場も乗り切って行きたいですね。


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