脱サラパパでございます。

兼業・専業投資家を6年経験し、現在はデイトレーダー歴4ヶ月目の脱サラリーマンです。

タイトルに「初心者必見」と銘打ってますが、私自身まだ初心者の域を脱する事が出来ていません。

ですが、初心者専業デイトレーダーの本音を話せるのも、今の私だからこそ出来る事でもあります。

「デイトレーダーは儲かりそうだし楽そうだからやってみよう」

と思っている方がこのブログに辿り着いたら、

「やっぱり手を出すのは辞めておこう」

と考え直す事間違いなしの現実をお教えします。




デイトレーダーが挫折する3つの壁

私の友人知人で、

「株式投資をやってます」

という人は30人に1人位の割合でしょうか。

本当は投資をしていても、お金の話はあまり公言しない人もいるでしょうから、本当はもう少し高い割合かも知れません。

ですが、

「デイトレードをやっています」

という人に会ったことは今まで一度もありません。

ネット上にはトレーダーはたくさんいますし、「たった○分で簡単に儲かる」みたいなニュアンスのネット広告も良く見かけるのに、リアルではそういったデイトレーダーに一度も会った事がありません。

単純に母数が少ないという問題もあるんだろうなとは思いますが、なんで少ないんでしょうね?

下の関連記事にはデイトレードを3ヶ月続けて感じた事を全て詰め込んでいますが、

「デイトレード初心者」を卒業したい!準備した事と学んだ事の全て【保存版】

2019年3月31日

デイトレーダーが少ない理由・続かない理由・挫折する理由を、

3つの壁

を通して掘り下げてみたいと思います。

お金の壁

最初につまずくのはやはり、

「お金の壁」

じゃないでしょうか。

単純にトレードに回せる余裕資金がない。

投資 (トレード)効率を考えると余裕資金は最低100万円は欲しい所ですが、もし100万円有っても

それを未知の領域の「デイトレード」へ突っ込める人

はそう多くないと思います。

それならばまだ知っている有名企業への長期投資の方が心理的ハードルも低いですよね。

もし、そこから一歩踏み出してデイトレードを始めたとしても、余程センスの良い人でなければ最初は負けるのは当たり前で、

あっという間に資金が溶けていきます。

何をトレードするのか、資金の投入はどの位するのかにもよって違ってきますが、例えば、

・トレード毎に全額投入

・1トレードに1%損する

極端な条件ですが、税金も考慮してシミュレーションするとおおよそ、

  • 10トレード目で92万円
  • 20トレード目で85万円
  • 50トレード目で67万円
  • 100トレード目で45万円

となります。

1日に10回トレードしたとすると、

10日で資産が半分以下になります。

もちろん勝つ日もあるでしょうし、あくまで上記のシミュレーションのケースですが、デイトレードを始めた多くの方が持って1ヶ月、長くても3ヶ月で挫折するのは想像出来るかと思います。

時間の壁

それなりに余裕資金があったり、早くもデイトレードのコツを掴んだりした方は「お金の壁」を乗り越えてトレードを続けるでしょう。

でもそれだけではデイトレードを続けるのは難しく、次にぶつかるのが、

「時間の壁」

となります。

そもそも、会社勤めや自営業などの兼業トレーダーであれば、トレードできる時間も対象になる金融商品も限定されます。

夜間でも取引できるFXや先物が中心になるんじゃないでしょうか。

また、専業トレーダーの場合は生活していけるだけの利益を出せていれば良いですが、そうでない場合はある程度の期間で、

デイトレードに見切りをつけなければなりません。

  • 20代であればまだまだ働き口もあるでしょうし、余裕資金が尽きるまでデイトレードに挑戦して失敗しても社会復帰をすることは可能かも知れません。
  • 30代であれば前職の経歴にもよりますが、探せば就職先はまだ見つけることが出来ると思います。ですが、経歴に一年以上の空白が出来ないように早めに見切りはつけた方が賢明かも知れませんね。
  • 40代であれば余裕資金がある程度ないとデイトレードに長期間取り組むのは難しくなってくると思います。デイトレードの適性を自分で見極め、本職としてやっていけるかどうか早めに決断しなければなりません。

50代以降は気力・体力・集中力を使うデイトレードが体に応えてくる頃かも知れません。

本職としてスタートする時期というより、トレーダーとしての店仕舞いをどうするかを考え始める時期なのかなとイメージしています。

お金は働けば増やすことは出来ますが、失った時間は戻すことができません。

特別な理由がない限り、デイトレードで生活するのにこだわるのはあまり分の良い勝負とは言えません。

時間の壁で挫折するのは致し方のないことだと思います。

再現性の壁

お金の壁・時間の壁を乗り越えて、

「デイトレーダーとしてやっていけるかも」

と思い始めたトレーダーが最後にぶつかるのが、

再現性の壁

だと思います。

例えば私の3ヶ月目のトレード収益を見て下さい。

デイトレード損益報告【2019年3月まとめ】

2019年3月30日

10万円以上勝つ日がポツポツあると思えば一気に30万円以上も負ける日もあります。

「月のトータルで勝てればいい」

という考え方もあるでしょうけど、収入の計画が全く立てられない再現性の低いトレードばかり続けて安心して生活出来るでしょうか?

  • 調子の悪い日が続く
  • 相場が荒れて手が出せない
  • 急に利益を出せなくなった

こんな時期が40代後半とかに急に訪れたら、精神的にかなり追い詰められてしまいます。

なので、一日一日、少額でも良いので確実に利益を出せる

再現性の高いトレード

が出来るかどうかが、

デイトレーダーとしてやって行けるか。

挫折するか。

の最後の壁だと私は思います。

脱サラパパはというと・・・

偉そうに言っておいてなんですが、私はまだ、

「お金の壁」

すら乗り越えられていません。

デイトレード4ヶ月目現時点で累計損益が、

-420,184円

と大きく赤字です。

これがゼロになる頃にはトレードも初心者レベルを脱出し、やっと

トレーダーとしてのスタートラインに立てる

と思います。

そして今年中には再現性のあるトレード手法を確立し、家族で生活して行けるだけの収入を安定して出せるようにする。

これが出来なければ他の道も考えます・・・

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