「デイトレード初心者」を卒業したい!準備した事と学んだ事の全て【保存版】




脱サラパパでございます。

デイトレード歴丸3ヶ月のデイトレ初心者です。

とは言っても既に、

取引日数 / 50日

取引回数 / 1,671回

にもなるので、そろそろ初心者冠は外したい所です。

3ヶ月目の成績は、

デイトレード損益報告【2019年3月まとめ】

2019年3月30日

となっており、単月黒字化は達成出来ましたが未だ厳しい状況です。

トレード時のメンタルやデータをまとめて課題の洗い出しも行っているのですが、デイトレード初心者を卒業する為にも改めて自分のトレードスタイルを振り返り、

デイトレード初心者が今までどうやって戦ってきたのか?

これから突破すべき課題と対応策は何か?

について纏めてみたいと思います。




脱サラパパのトレードスタイル

まずは私のトレードスタイルに関連する記事を抜粋してみました。

詳しくは関連記事にまとめてありますが、

トレード環境面では、

  1. 初期投資を惜しまずパソコン環境を整える
  2. トレードに必要な情報を取捨選択して厳選する
  3. 同値撤退でも手数料負けしない証券会社を選ぶ

トレード手法としては、

  1. 圧倒的な流動性と取引量を誇る日経平均レバレッジでトレードする
  2. 順張りでヒットを狙う「負けないトレード」を目指す
  3. 毎日トレードの復習をして経験を蓄積する
  4. 自信がついたらロットを増やして利益額を増やしていく

という方法を選びました。

個人的にトレードスタイルに「これが正しいスタイル」というものは無いと思っていて、自分の性格・技量に適した手法を確立して利益を出せれば良いのかなと考えています。

値幅を狙える個別銘柄に比べてとても地味な印象のトレードかも知れませんが、10年スパンで生き残こり、経験の蓄積が活きるトレード手法に出来るのではないかと思って真剣に取り組んでいます。

3ヶ月間のトレード生活を振り返る

右往左往の1ヶ月目

1ヶ月目は目指すべきトレードスタイルも曖昧で個別銘柄を触っていました。

ですが、元々スイング・長期投資を6年ほどやっていたので個別銘柄をトレードするとどうしてもファンダメンタルズが気になってしまい、個別のニュースや決算が頭をよぎってトレードの邪魔になりました。

また、テクニカル手法を勉強すると、テクニカルがより有効的なのは為替や先物・ETFなどの指数ということが分かり、企業の顔色が見えない「日経平均レバレッジETF(1570)」の方が自分に合うのかなと思い、途中で方向転換することになります。

今も切り替えが完全に出来てはいませんが、1ヶ月目はとにかく「投資脳」から「トレード脳」への切り替えが出来ずに苦労したのが記憶に残っています。

予想して当てたがる

という習性を矯正するのが難しくて、デイトレードに必要なチャートやインジゲーターを組み合わせてトレードする「テクニカル」の考え方がなかなか入ってきませんでした。

また、パソコン環境や使用する証券会社も手探りで検討しながらなんとか構築できた時期でもあります。

魔の2ヶ月目

デュアルモニターのパソコン環境にもトレードにも少しずつ慣れ、同時にデイトレードの恐ろしさが分かって来ます。

負けが続くとメンタル的にも追い詰められますし、

「このままずっと勝てないのでは・・・」

なんて思ってしまい、自信のないトレードは少しの値動きで損切りしてしまうという負の連鎖を生み出します。

それでも「負け」の中にこそ学びがある考えて、淡々とトレード→復習→予習→トレードという毎日を過ごしました。

自分の弱点、それと良い点も少しずつ分かるようになり、徐々にですがトレードで勝てる日も増えて来ました。

恐らく、デイトレードで挫折するのが多いのはこの2ヶ月目なのかなと思います。

自分の欲望と恐怖に振り回されてどうやってもトレードに勝てない。

勉強しても成果に結びつかない。

損失がどんどん膨らんでいく・・・

今も辛いですが、2ヶ月目が一番辛かったです。

兆しの3ヶ月目

この辺りからトレードについて「持論」のようなものが芽生え始めます。

もちろんテクニカル本や著名なトレーダーのブログなども拝見していますし、そういった方々の真似から入っているのでこのブログで書いていることも全て

先人の知恵の焼き直し

でしかありませんが、実際に経験と思考を繰り返したことで先人が言ったことが

腹に落ちる

のがこの3ヶ月目でした。

トレード成績にも徐々に結びつき始め、デイトレードの楽しさも感じることが出来るようになりました。

一方で、根本的な課題を解決出来ていないことにも気付きます。

そして、このままその壁を乗り越えられなければ、

コツコツドカン

を繰り返し、どこかのタイミングで退場する予感すら感じています。

その課題とは・・・

人は「待つ」のが苦手

デイトレードを3ヶ月やった結論としては、

待てない

のがデイトレード初心者の最大の課題です。

「トレードで稼ぐぞ」と思ってパソコンの前に座れば、1時間・2時間とモニターを見て待っているということがどれだけ難しいか、トレーダーの方ならお分かりになるかと思います。

後から1日のチャートを見返すと、トレードして良いタイミングって本当に少ないです。

でも、トレード中は「騙し」のようなサインが出て思わずインしてしまいますし、トレンドに乗ったと思っても急落したりとそう上手くは行かないものです。

これを私は、

青信号でしか渡ってはいけないのに、黄信号でも渡ってしまう

のをイメージしています。

道交法云々は置いておいて、黄信号でも無事渡れてしまうことはありますが、

いつか必ず事故に遭います。

これが先ほど言った

コツコツドカン

利益をコツコツ積み上げて来たのに、一度の失敗でドカンと失うということです。

トレード初心者が乗り越えるべき課題はたくさんあるとは思いますが、私が今解決すべきはこのコツコツドカンを無くすことです。

これが出来なければ必ずどこかで相場から退場することになると感じています。

「機を待つ」なんて投資やトレードの「基本中の基本」だと思われるかも知れませんが、相場から退場した人のほとんどが

ドカン

でやられているのを見る限り、これを徹底することがどれだけ難しいか想像できますね。

チャートを見てインするタイミングを考えてみる

じゃあ実際にトレードする時にはどのようにすればいいんでしょうね?

これに正解はないのですが、私なりにもう一度考えて見ました。

下のチャートは私がトレードしている日経平均レバレッジ(1570)の一場面ですが、この中で一箇所だけインするポイントを決めるとしたらどこで入りますか?

もう一度言いますが、これに正解はありません。

順張りの方もいれば逆張りの方もいますし、ヒット狙いの方もいればホームラン狙いの人もいますから。

これまでの私はトレンドが始まっている一番最初のローソク辺り、買い・売りのサインが出たらインしていました。

「このまま上がるだろう」「このまま下がるだろう」という気持ちで、黄信号のタイミングでインしていたんですね。

そのタイミングで値幅を取れれば利益は大きく取れますが、サインは出ていてもまだトレンドが始まったばかりなのでこのままトレンドが続くかはまだ見えないところ。

トレンドに乗っているつもりが、やはり「投資脳」でトレンド予想をしてしまっています。

「違うな」

「このやり方ではダメだな」

と思い直し、私がインすべきポイントをもう一度考えて見ました。

ちょうど真ん中辺りの赤いローソクに青丸をつけましたが、ここが私がインすべきポイントです。

赤い移動平均線を突破し、続落で長めのローソクを付けるタイミング。

一個手前の赤いローソクも移動平均線を突破していますが、このまま下がるか・反発するかはまだ分からない状態です。

ワンテンポ遅らせて、トレンドを確認した後の青丸をつけたポイントで「売り」でインしても十分値幅は取れます。

このようなタイミングが発生するのは1日に数えるほどしかありません。

私の3月の平均取引回数は45.4回ですが、いかに無駄なトレードが多いのが良く分かりますね。

取引回数が多い人は要注意!デイトレーダーが陥りやすい罠【3月26日ノーデイトレ】

2019年3月26日

利確はどのタイミングですべきか?

  • トレンドの始まり、その起点でインするのではなく、続伸・続落するタイミングでインする
  • そのタイミングが来るまで待つ

これが出来れば「負けないトレード」となりそうです。

あとは「利確のタイミングはどうする?」という疑問が出て来ますね。

ここで欲を出して、

値幅〇〇円まで利を伸ばす

なんて考えが頭の片隅に出てくるから私自身が本当に未熟だと思うんです。

極論を言えば、

10円の値幅でも取れればOK

そういった気持ちを持っていればいいのだと思います。

トレンドの勢いがなくなったなと思ったら利確する。

その後トレンドが続いてもそれは仕方ない。

次のエントリーポイントまで待つ。

それの繰り返しなのかなと。

トレードに信念を持てるか?

散々インするタイミングを待った上で、10円の値幅でも取れればOKという気持ちを持ち続ける

・・・

私にその境地に達することが果たして出来るのか、まだ自信はありません。

でもこの3ヶ月のデイトレード生活で、私が目指すべき方向が明確になったのは大きな収穫だと思っています。

トレードに信念を持てるか持てないか

「初心者」を卒業して「プロ」になるには、経験やテクニックの差以上に「信念」が必要なのではないでしょうか。

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