儲け損なうのは損するより辛い?




今日もデイトレードをお休みしました。

トレードしなくちゃ始まらないのですけど、チャートを追っている時にはインしても勝てるイメージが湧かず、相場が終わってから冷静に見ると「ここでインすれば儲かったのに・・・」とたらればを頭の中で繰り返しています。

デイトレード用のパソコンが来週の水曜日に届くので、デイトレするのはそれからでもいいかな?なんて弱気になってしまっている脱サラパパです。




宝くじを買う人、買わない人

日本の宝くじの還元率は約50%だと言われています。

3,000円分購入したら、戻ってくるのが大体1,500円。

「宝くじは税金」なんて揶揄されたりしてますけど、買った時のワクワク感は私は嫌いでは無いです。

例えばなんですけど、

近所のスーパーへ買い物に行ったとします。

そこに宝くじ売り場があって、普段は宝くじなんて買わないのに「1枚くらい買ってみようか」という気分になって。

でも結局並ぶのが面倒くさいとかの理由で買わずに家に帰ったとします。

後日、その宝くじ売り場からなんと1等3億円の宝くじが出たという情報が!!

「あの時買っていればもしかしたら・・・」

実際には損も得もしてないのに、モヤモヤした気分になる人って少なく無いんじゃないでしょうか?

株で90%の人が勝てない訳

株を始めた時に「株で儲けられるのは割合的に10%」と聞いたことはありませんか?

証券会社へ支払う手数料とか機関投資家の持つ資金力とか情報量とか。

理由は色々あると思いますが、個人的に、多くの人が勝てないのは「儲け損ないたくない」という気持ちがあるからなのかなあと最近考えています。

先ほどの宝くじの例え話じゃないですけど、私も株を始めてから「ちくしょー!儲けそこなった!!」という気持ちに何度もなった事があります。

上がりそうだなという株に目を付けていたのに、ある日突然ストップ高を付けてインするタイミングを失ったり。

逆に、今のようなリバウンド相場の時は、「確保していたキャッシュで株をたくさん買っておけば儲かったのに!」とか。

得も損もしてないのに「儲けそこなった!」という感情が溢れて来たりします。

損切りして「ちくしょー」と思う気持ちより、もしかしたら強い人もいるかもしれませんね。

人間の欲望や恐怖ってコントロールするのはとても難しくて、その隙を突かれると簡単に詐欺にあったりしますが、株も同じような理屈なのかなと。

逆に株などの投資をしてない人は、アベノミクスでの株価上昇で儲けている人を見ると、

「株なんてギャンブルだ」

「そんなので儲けるなんて健全じゃない」

と言ってみたり、逆に暴落相場になると、

「ほら見ろ、株なんてやるもんじゃない」

という話をする人もいます。

わざわざ声を大きくして人に言うのは、相場に乗らず「儲けそこなった」という感情をカモフラージュする為に、「ギャンブル」とか「健全じゃない」という言葉で感情を整理してるんじゃないでしょうか?

感情を無くせば株で儲かる?

じゃあシステムトレードやAIのように、感情を一切入らないようにすれば隙がなくなるので株で儲けることが出来るのでしょうか?

しかし、機関投資家は膨大な資金と年月をかけてシステムを構築し、株式市場に新規参入してくる「カモ」たちにネギを背負わせて食べる準備をしています。

感情的でもダメ、システムでもダメ。

株で勝つのは本当に難しいですね!

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