弱小トレーダーが今更ながら「cis本」を読んでみた




脱サラパパでございます。

株式投資を一度休止しデイトレーダーとして再出発しました。




cis本」を読まなかった理由

今までは財務諸表とか、株の上げ下げに影響しそうな材料の情報を収集・分析・咀嚼をして投資を行ってきましたが、デイトレードをやっていくにあたって必要なチャートの読み方・テクニカルのことはあまり知りませんでした。

なので、体系的なテクニカル本ですとか、トレーダーのブログとかを見て基礎的なことは勉強したのですが、日本で1、2位を争う位に有名なトレーダーのcis氏の著書で、2018年12月21日に出版された「一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学」はかなり気になりつつも読まずにいました。

というのも、cis氏に関するまとめサイトとかを昔見た記憶では、相場観・スケールが大きすぎて「自分には参考にならないな」と思っていましたし、いきなりcis氏の考え方に引っ張られたらデイトレードの基礎も身に付かないのでは?と。

それから約2ヶ月経ちました。

デイトレードでの実戦、それに対する予習復習漬けの毎日を送り、最初に比べれば大分トレードに慣れてきたのと同時に、 「そもそも自分はデイトレードに向いているのか?」 という気持ちが湧いてきました。

言ってしまえば、

未だに結果が出ていないので不安で一杯です。

その一方で、 自分に負けたくない。 何とかデイトレーダーとして一皮剥けたい。 そういう反骨心もメラメラと湧いてきています。 今だったら「cis本」を読んでも良いエッセンスを取り入れられるのかも。 何か参考に出来るかも。 そういった気持ちで手に取ってみました。

「一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学」のキーワード

本の内容はcis氏のトレードに対する心構えとか考え方とか、それにまつわるエピソードがメインに綴られていました。 私の心に残ったキーワードとしては、

  • 基本は「順張り」
  • 重要なのは勝率ではなく、トータルの損益
  • ナンピンは最悪のテクニック
  • 間違いを認める
  • 本能を制御しなければならない
  • 相場は仮説を生み出した人が勝つ
  • 株価こそが答え

この辺り。

ですが、キーワード以上に大切だと思ったのは、テクニカル本やトレーダーのブログに良く書かれている「損切りは素早く」のような基本ついて、トップクラスのトレーダーcis氏も繰り返し書かれているということ。

基本を守るのがどれだけ大切で、どれだけ難しい事か

ということをcis本を読んで感じた方もいらっしゃるのでは無いでしょうか?

それと、「好きこそ物の上手なれ」じゃ無いですけど、cis氏がトレードという「ゲーム」をどれだけ好きなのか伝わってきました。

好きだから努力を努力と思わない

膨大な時間のトレード実戦と仮説検証をしているからこその実績だと思います。

本にはcis氏の類まれなるセンスが垣間見れるエピソードも散りばめられていますが、私としてはcis氏も「基本的なことを掘り下げ、人一倍こなしている」というのを知ることが出来て微かに希望が持てました。

決して同じ土俵に立てるとは思っていませんが、正しい方向で努力すれば結果は付いて来そうだと・・・ そう言った意味で、cis本を読んで良かったです。

最後に

このブログ「脱サラパパの株暮らし」の記事でも、「cis本」と似たようなフレーズやエピソードが結構あるなと、自分のブログを読み返して思いました。

「cis本」に比べたら、

超絶劣化記事

なので気にされる方はいないと思いますが、パクったりはしてませんので念のため。

ただ、私のブログだけでなく、同じようなフレーズやエピソードは山のように世間に出ていると思います。

なので私もそれに影響されていると思いますし、そういった情報の蓄積から言葉を作っていると思います。

ということは、トレーダー思考としてそんなにズレてはいないのではないか?

であれば、トレーダーとして一皮剝けるのも気持ち次第なのでは? そんなことをcis本を読んで思いました。

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