デイトレードで必ず負ける理由




世間では3連休ですが、脱サラパパは株式市場が開いていないだけでいつもと変わらない生活を送っております。

来週、早ければ17日からデイトレード用のパソコンでトレードが出来るようになるので、それに向けて色々と準備中でございます。




デイトレーダーが戦わなくてはならない「罠」

所で、デイトレーダーの皆さんはトレード対象ってどう決めてますかね?

ボラティリティの高い人気銘柄や、東証一部の出来高の多い大型株、あえて閑散としていて値が飛ぶような不人気株。

先物やETF、FXの為替など選ぶ方もいるでしょうね。

出来高やボラティリティ、そして取引時間を考えると先物やFXをデイトレードするのが良いのかなと思いつつも、私は見慣れている株式市場で出来高がそれなりにある東証一部を中心にデイトレードをしています。

成績は今の所散々なものですが、デイトレードって本当に難しいです。

  1. トレンドに乗る
  2. 損切りは素早く
  3. 分からない時は休む

取引の基本は上の3点ですが、それをきちんと実行するのも難しいですよね。

でもデイトレードが難しいのはそれだけが理由ではなくて、取引の仕組み上に「罠」があるのを認識しておかなければなりません。

デイトレードは基本的にマイナススタート?

例えば、任天堂で良く見られる光景ですが、下の板のように取引時間中に気配値が「飛ぶ」ことがしばしば発生します。

値幅は10円刻みですが、赤ワクで囲んだところは30,140円の次は30,120円の表示となり、30,130円が飛んでますよね。

個人投資家が売買して綺麗にその値が消えたのか、アルゴ売買で消えたのか、分かりませんけど。

もし、「ここで売買するぞ!」と決めた時には、

  • 30,140円の板を「買い」でインする
  • 30,120円の板を「売り」でインする

どちらかでインしますが、この場合どちらで入っても「マイナススタート」を覚悟する必要があるかもしれません。

例えば30,140円の板を「買い」でインした場合、アルゴもしくは個人が30,120円の板に「売り」をぶつけたらこの時点で最低でもマイナス20円×100株=▲2,000円のマイナススタートです。(最小値幅が2つ=2pips分マイナスの状態)

もし、損切りラインを5pips×10円×100株=5,000円と決めた場合、あと3pips下(30,090円)に動いたら損切りです。

かと言って10pips(30,040円)を損切りラインに置いた場合には、下げトレンドに入っていてもおかしくありませんので、損切り前に値が下に飛んで、大きくマイナスとなる可能も頭をかすめますね。

スイングトレード、長期投資では2pipsは「誤差」とも言えますが、デイトレードではその誤差で結果がプラスになるかマイナスになるか左右しますので決して軽く見てはいけないですね。

まとめ

アルゴ(機関投資家の高速取引)が本当に入っているのかは分かりませんが、個人がインしたのを見計らって細かく逆の動きをすることが多いなあと感じています。

損切りラインを決めてきっちり損切りするのは絶対必要なのですが、普通にトレードしていたら損切り貧乏になるのは確実です。

なので、「トレンドに乗りそうだ!」というときでも少額でインして様子を見て、ダメな場合には細かく損切りしつつ、大きいトレンドの乗れた時には資金を追加投入して大きくプラスを出すという「損小利大」の戦い方が必要なのかもしれませんね。

トレンドに乗って複数回に分けて株を売買するのを「ピラミッティング」や「増し玉」と言いますが、自分のトレードの中に上手く取り込んで行きたいと思います。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ

良かったらポチッとお願い致します