デイトレーダーが考える長期投資のポートフォリオ(仮)




脱サラパパでございます。

平日はデイトレードに集中しており、また隙間時間にはトレードの復習や備忘録としてブログを纏めたりしています。

未だトレーダーとしてスタート地点にすら立てていない状態ですが、「トレードとはなんぞや?」を自問自答し続けたお陰か、最近やっと「投資脳」と「デイトレ脳」のスイッチが出来るようになって来ました。

「投資脳」と「デイトレ脳」の違いを知らずに失敗した事

2019年3月9日

その一方で、デイトレードが軌道に乗ったとしても、それ一本で生活していくには家族もいる身ですのでやはり不安は拭えません。

一度遠ざかった投資に再チャレンジし、不労所得も作っていこうと長期投資についても思い巡らし始めました。

長期投資で何より大切なのは「根拠」と「納得感」

2019年5月2日

大まかな方向性は決まったのですが、投資先も膨大にある中、

どのようにポートフォリオを組めば良いのか霞を掴むような状態です。

なので、まずは勉強不足でも良いからそれっぽくポートフォリオを組んでみて、そこから自分の知識に何が足りないのかを見つけて行こうと思います。




長期投資の前提条件

私の長期投資の基本方針は、

「保有していてストレスの少ない資産」

その上で、今後10年間を掛けて、

  • 誰でも管理できるシンプルな資産運用
  • 投資のタイミングや投資資金量はルールを決めて工夫をする
  • 配当金:年間360万/月額30万

このようなルール、条件を満たすようなポートフォリオを組むのを考えています。

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2019年5月5日

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2019年4月6日

とすると、現段階で具体的に決まっているのは、

「配当利回り3.5%」と「投資先は米国株メイン+日本株を少し」

だけですので、今回はこれを満たすようにポートフォリオを組んでみます。

デイトレーダーが考える長期投資のポートフォリオ(仮)

聞きかじった程度の知識でとりあえずポートフォリオを考えてみました。

※こちらの配当利回りは税金や経費などを考慮しておりませんので、実際に手元に残るキャッシュの利回りとは異なります。

参照:米国株はBLOOMBERG、日本株はSBI証券

ポートフォリオの中身としては、

VOO / 比率30%:大型で流動性がある米国企業500銘柄(S&P500)からハイテク株の割合が高めの米国ETF

VYM / 比率45%:S&P500から安定高配当株で構成された米国ETF

JT / 比率25%:日本の個別銘柄、日本たばこ産業(2914)

で取り敢えず置いてみました。

ポートフォリオの総合値としては、

  • 平均配当利回りは3.57%
  • 米国株が75%、日本株が25%

という内容になります。

「保有していてストレスが少ない資産」を第一に考えると、今のところ米国のS&P500に連動したETFを中心としたポートフォリオが良いのかなと考えています。

VYMとVOOの上位構成銘柄を見るとジョンソン・エンド・ジョンソンが被っていたりしますね。

結局S&P500へ投資するということは、世界展開している米国の有名企業に分散投資するということであり、

アメリカへ投資 = 世界へ投資

ということなんですね。

このポートフォリオの特徴を纏めると、

  • VYM(安定高配当株)の比率を高めて安定性を確保
  • VOO(ハイテク株)でキャピタルゲインも狙う
  • JT(高配当株)でVOOの利回りの低さをカバーする

正直に言うと、JTは不安要素がたくさんあり、数字合わせで本当に取り敢えずで置いています。

私も生まれ育った日本が好きなので、本当は日本株だけでポートフォリオを組めれば良いのですが世界の人口統計を調べるとちょっと勇気が要りますね。

【2050年に生き残る】人口統計から見る令和の長期株式投資戦略

2019年5月1日

数字合わせでJTを入れるなら、別に米国の高配当株でも良いのかなという気すらします。

本当はキッコーマン(2801)とか長期で持ったら面白そうだなとか思うのですが、難しいですね・・・

こういう感覚も、実際に理論上でも良いからポートフォリオを組んでみて初めて分かることかもしれません。

これから何を勉強すべきか?

米国株投資の本や、有名ブロガーさんのブログを読めば初心者にも非常に分かりやすく纏まっており、あたかも自分も理解したような気になります。

ただ、それは分かった気になってるだけなんですよね。

それはあくまでも「スタート」で、

自分で数字を検証したり、

データ元を辿ってみたり、

金融商品の仕組みを調べたり。

自分の頭で考えて、手を動かしてやっと理解できるものだと思います。

今回ポートフォリオ(仮)を考えた時に、

  • そもそもETFって何?
  • 投資信託との違いは?
  • 相続する場合には個別銘柄と何が違うの?
  • ETFの構成を真似て個別銘柄で組んだ時のメリット・デメリットは?
  • 税金・経費・確定申告までした時の手残りキャッシュは幾らになるのか?
  • 何年保有すれば配当利回りで元本を回収出来るのか?

ちょっと思い浮かべただけでも疑問がわんさか湧いてきます。

これらを自分で調べて、主観と事実の乖離を解消して「根拠」と「納得感」を持たなければ、10年単位での長期投資は難しいと考えています。

長期投資をするチャンスが来た時に確実に掴めるように、勉強を続けて備えて行きたいと思います。

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